『22歳まで生きた猫』とその後
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 4月上旬 3月中旬からメルカゾールのみの投薬をはじめましたが 5日飲んじゃ、激しく嘔吐、下痢をし絶食となり 週に2日は絶食するようになりました。 副作用の嘔吐と下痢なのか・・・・ 薬は毎日飲まなければならないのですが さすがに嘔吐しまくってる ハナザワさんにお薬を飲ませるわけにはいかないのですが 甲状腺亢進症を止めなければますます悪くなる・・・ と、薬をのませたら 血を吐いてしまいました。 そして病院へ。 血液検査をしたら・・・なんと 肝臓の値GPT(正常値22~82)が なんと 約7倍 638 !!! お前は既に死んでいる・・・・・ というわけで 吐き止めと肝臓の薬を飲ませてから 甲状腺のメルカを飲ませることになりました。 PR
病院へ行くことを迷う日々が続いていました。 いつものようにまた嘔吐して 絶食してしまうハナザワさん。 ところが 今回はちょっと容態が違い、2日たっても水しか飲もうとしません。 3日絶食が続くと、腸閉塞がおきます。 迷っている時間はないと 病院へいった結果・・・ 診察台の数値に目をみはりました。 動物病院の診察台は体重が量れるようになっていて 診察台の端に数値が表示されます。 「2.8」 体脂肪?(爆) 今どきはそんなものが表示されるのだろうかと思っていたら 先生が 「すこし、痩せすぎですね・・・」 8キロもあったハナザワさんは 今たった2.8キロになっていたのです。 あとは肝臓の数値がすこし高いこと 心拍数が異常に高いこと以外は この歳の猫にしたら非常に優秀な値だと先生は言います。 そこでブドウ糖の点滴をしてもらい その間に 元気がよいこと、食欲があることなど細かく説明した結果 「甲状腺亢進症」という病気の疑いがあるとのこと この病気と判定するには 人間と同じラボに血液検査を出さなければならないとのこと 検査費が高価であること、時間がかかること そして、この病気だと判定されたら、 一生毎日2回の投薬が必要になること。 それを怠れば心拍増大により心臓肥大、呼吸不全、内臓疾患、 興奮気味になるため消耗し 便を垂れ流しながらそれでも食べようとし、食べた直後に嘔吐するといった とても見ていられない残酷な最後なる可能性があると 教えていただきました。 そして明確な治療法はないとのこと。 症状を抑える対処療法しかないとのこと。 ショックでした。 しかし、今は胃腸や肝臓の疾患による嘔吐を止め 体力をつけることを優先しましょうということで 薬をもらって引き上げました。 甲状腺亢進症の薬の副作用には嘔吐があることから ただでさえ、痩せすぎて、嘔吐しているハナザワさんには 病名がはっきりしても 投薬をはじめるわけにはいかず しばらく様子をみることになったのでした。 帰宅直後のハナザワさん
2008年1月
もう19歳になるハナザワさん 人間でいうと100歳近い老猫ということになります。 昨年の冬ごろ まったく耳が聞こえていないことに 気がつきました。 そしてその頃より下痢、嘔吐が頻繁になりました。 しかし食欲はあり、毎日元気に走ったりしていました。 猫も長生きすれば多少ぼけるのではないかと放置していました。 しかし 嘔吐が激しい場合、まる1日絶食するようになりました。 そして目に見えてやせてきたのです。 背骨など、昔はまったくわかりませんでした。 背中もお腹もお肉たっぷり霜降りだったのに 背中がごつごつします。 食欲は昔よりあるのに どうして痩せていくのだろう・・・・ 不安がよぎりました。 もしも癌だとしたら 手術や抗がん剤治療 老いたハナザワさんには辛いだけなのではないか 病院へ行くかどうか迷う日々が続きました。 |
プロフィール
HN:
ハナザワさん(故)
年齢:
35
性別:
女性
誕生日:
1990/01/18
職業:
猫
趣味:
食べること
自己紹介:
1992年北国で家来1号に保護され、大手術の後、ちょっと食いしん坊なセレブ猫として22年の生涯を閉じました。
ハナザワさんの老後は、甲状腺亢進症、慢性腎不全、貧血、腰椎変形、股関節壊死など 老猫の典型的な病状を含む介護生活でした。 延命ではなく「最期まで口からご飯を食べる」をモットーに獣医師とその「生きる」を模索した記録です。
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