忍者ブログ
『22歳まで生きた猫』とその後
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


1996年
ハナザワ女史 6歳
体重 7.0キログラム

model01.jpg絵になるでしょ?(拡大できます)














model02.jpg写真はペンタックスの一眼レフで
撮っていました。

デジカメなど想像もつかなかった時代です。












model03.jpg














デジカメでは・・・こうは撮れません。

model04.jpgりっぱな ハナザワさんに
撮れました。

お札になりそうでしょ?(笑)












道具で片付く問題もある・・・(笑)

拍手[0回]

PR
横浜に引っ越してきました。

極寒冷地仕様の毛深いハナザワさん
皮下脂肪もたっぷり蓄え、かなりの暑がりさん。

関東の夏は暑くて
一般的にエアコンを嫌う猫が多いといいますが
ハナザワさんはエアコン大好き。

以後、夏は24時間エアコンが止まることのない生活が始まります。

太っているせいか、フケがたくさん出るので
夏場はひんぱんにシャンプーです。

shamp01.jpg

濡れるとちょっとだけスレンダー?
shamp02.jpg

日当たりの一番いいところで急速乾燥
shamp03.jpg

みるみる乾きます。
shamp04.jpg

つかれたよ~~
shamp05.jpg

たのみますよ~~
shamp06.jpg

疲れ果てたのであとは日干し中
shamp07.jpg

まだかしら・・・・
shamp08.jpg

どう?
shamp09.jpg

お腹もへってきたんだよね・・・
shamp10.jpg




拍手[0回]


2年後、横浜に引っ越すことになり
物件を探しに2泊3日で関東に戻る直前
ハナザワさんは家出してしまいました・・・・。

まだ春先だし
死んでしまったらどうしようと
猫缶をカンカンやるも、集まるのは違う猫ばかり

毎日毎晩探しましたが出てこず
しょうがなく、物件探しに出かけました。

そして八戸に戻ってきたら
豪雪。
30分で見る見る車が埋まっていきます。

午前1時ごろ盛岡からようやく八戸に到着し
タクシー乗り場には長蛇の列。

仕方なく、胸までの雪を掻き分けながら
真っ白な平原を1時間かけて歩いて帰宅。

そしたら
玄関の脇のダンボールから

「にゃん!!」

かじかんだ手足で
泥だらけのハナザワさんを抱えて部屋に入りました。

が、石油がなし・・・・。

-10度の部屋を暖めるため
風呂と台所でお湯を出しっぱなしにし
エアコンとコタツをつけて
ひざの上でハナザワさんを温めながら
眠りについてしまいました。

翌日
大嫌いなシャンプーされたのは言うまでもありません。

でも、
帰ってきてくれてホントにありがとう。

拍手[1回]


約1ヶ月くらい病院に通い
健康を取り戻したハナザワさん。
ただ、精神的な後遺症が残り
慢性飢餓状態。
お腹がすくと怖くなるので、フードを欲しがります。

はじめの1ヶ月はイビキが人間並みで
お腹いっぱいでご~~ご~~寝ている姿がうれしく
ちょっと・・・あげすぎたようです。

ようやく春の気配がしてきた北国の春先。
冬中家に閉じ込めていたので
そろそろ外が気になる様子。

haruyu01.jpg

ふっくらしたハナザワサンは、外ばかり見るようになりました。

haruyu02.jpg

イビキととてもエレガントとは言えない食べっぷり以外は
こんなにエレガントで・・・・
haruyu03.jpg

アンニュイなハナザワさん・・・
haruyu04.jpg

夕暮れ時、静かに時が流れています・・・

でも、その目は

"ご飯" ですね?

拍手[0回]

避妊手術はその日のうちに終わりました。
子猫は3匹いて、2匹が既に死んでいて1匹が一応生きていましたが
発育不良だったそうです。
まだ毛も生えていなかったらしいです。

胃腸の治療と耳の壊死しかかった部分の蘇生のため10日ほど入院となり
迎えにいくと
なんと耳が綺麗に治っていました。

deai0101.jpg

たった1週間しか一緒にいなかったのに
あたしの顔見て「にゃお~~~ん」と擦り寄ってきてくれました。

先生いわく
ハナザワさんは2~3歳ぐらいで
胃腸が弱っていることや、手術のせいで
長くて7~8年だという説明を受けました。

お家へ連れて帰ってリビングに放してあげると・・・
とりあえず伸び・・・
deai0201.jpg

次にお手入れ・・・
deai0301.jpg

気持ちよかったのか・・・ゴロン
deai0402.jpg

手術のあとが痛々しいけど
幸せそうな顔にあたしも気持ちが柔らかになりました。

「ペット厳禁」のアパートですが
そんなもん知ったこっちゃありません。

こんなにかわいらしい子を捨てるなんて・・・

なんでも
家を新築したから、猫は爪とぎをするので
ハナザワさんは捨てられたと近所のおばさんが
教えてくれました。

ごめんね・・・人間の勝手で
つらい思いをさせて。

これからは何があってもずっと一緒だからね。

ちなみにハナザワさんの誕生日は
拾った日の2年前という設定なのです。



拍手[1回]

忍者ブログ [PR]


Designed by A.com
プロフィール
HN:
ハナザワさん(故)
年齢:
35
性別:
女性
誕生日:
1990/01/18
職業:
趣味:
食べること
自己紹介:
1992年北国で家来1号に保護され、大手術の後、ちょっと食いしん坊なセレブ猫として22年の生涯を閉じました。
ハナザワさんの老後は、甲状腺亢進症、慢性腎不全、貧血、腰椎変形、股関節壊死など
老猫の典型的な病状を含む介護生活でした。
延命ではなく「最期まで口からご飯を食べる」をモットーに獣医師とその「生きる」を模索した記録です。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
アクセス解析
アクセス解析
忍者アナライズ